
「森の手しごと展」が無事終了しました。お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。明日もたくさんの方にお越しいただけることを期待しています。
展示会で「この作品はどこの国で作られたものですか」というご質問をいただくことがあります。「いいえ、私が製作しています」とお答えすると、皆さん驚かれます。
おそらく、私たちの作風から、東南アジアやアラブでの製作をイメージされるのでしょう。たしかに、言われてみればその通りです。
エキゾチックでアンティックな印象。一方で、どこか可愛いイメージ。この微妙な印象を心地良いと感じられる方が、私たちの作品をお買い上げいただいているのだろうと思っています。
「ブタの貯金箱」などもその典型でしょう。今回のイベントでも、ご年配の方から若い方まで多くの方にご好評いただきました。作者としてとても嬉しい限りです。
今回の展示会では、その「ブタの貯金箱」と並んで、木のネックレスが注目されました。
ネックレスのパーツは、アジアはもちろん、ヨーロッパの文様など、いろいろアレンジしていますので、結果としては無国籍な文様になっているのかもしれません。
木のネックレスの長所は、第一に軽いことです。パーツを複数つけても、重く感じません。一方、短所としては、金属や宝石のようにキラキラ輝く素材ではありません。
そこを補ってくれるのが、アクセントに使用している天然石とチェコビーズです。派手ではないけれど、ナチュラルで肌にしっとりなじむイメージがあるように思います。
このネックレスをとても気に入ってくださったお客さまにモデルになっていただき、写真を撮らせていただきました。